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monogoto

Log 0003 - Fiction

 久しぶりに小説を書いている。テクノロジーへの関心と不信が自分の中に同居しているのかもしれない。そんなことを考える話になりそう。短編のつもりで書き始めたが、どうなるかは何とも言えない。発表は特に考えていない。調べたり学んだことを何か創作に生かせればと思っていたので、初めて見た。ずっと使っていなかった筋肉を動かしているみたいで、少々疲れる。

 

 普段、小説はあまり読まない。ただ、フィクションの方が書きやすいこともある。近未来SFの類になりそうだが、センス・オブ・ワンダーよりも、今の世界に対する違和感や猜疑心が出てきてしまう。ひょっとしたら、誰か書いてるような内容なのかもしれないが、SFをほぼ読まないので、分からない。現在のTECHの延長から想像する未来と今自分が生きている「現在」を過去として意識しながら書く試み。あまり意識していなかったが、コロナ禍を自分なりに解釈し直すことになるかもしれない。

 

 感染症の流行が収まっても、それはもう以前とは違う世界だろうと思う。壊れたものや無くなったものは元に戻らない。関心がどうあれ、世界情勢に翻弄されるのは否めない。

 

 10月2日は、「国際非暴力デー」。マハトマ・ガンディーの生まれた日にちなんでいるらしい。他にも著名な人は生まれているが、星占いに疑問を感じる程度には、毎日バラエティーにとんでいる。良寛とガンディーの誕生日が同じであることに運命を感じる者は、ヒンデンブルクのことも一緒に考えた方が良い。

 

 テクノロジーが発展した先に暴力の消滅があるのかは、疑問を覚える。少なくとも自分が書いている話はあまり平和とは言えない。